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スバル WRCワークス参戦終了 [ラリー]

F1と並ぶFIAトップカテゴリーに属する世界ラリー選手権、
WRCへのワークス参戦終了を決断したスバル

ホンダのF1撤退、スズキのWRC休止、
そしてスバルのWRC終了...。

日英同時発表となったワークス参戦終了。
16日午後6時からの緊急記者会見を開いた。

森郁夫・富士重工業社長コメント抜粋:

「WRCで活躍する青いインプレッサは、
 ファンの皆様にとってスバルの象徴であり、
 この決断は本当につらいものでした」

「状況が許すならば続けたかった。
 F1に比べては投資額は大きくないが、
 われわれにとってはかなり大きな投資なので(撤退を)決断した」

「世界的な経済情勢の急激な悪化で、
 自動車市場が大幅に縮小し、
 経営を取り巻く環境が大きく変わった」

「経営をつかさどる立場として、
 スバルブランドを守るため(経営資源の)選択と集中に迫られた」

「経営環境が急速に悪化したことによる苦渋の決断。
 続けたかったが残念」

「ラリーはスバルのイメージを最大限アピールし、
 技術面でも成果を挙げた」

 何度も「本当はやめたくなかった」と発言、
「ラリー会場でスバルの青いウエアで観客席が埋まっているのを見ると」
 と話したところで感極まって絶句、
「本当に勇気づけられた」と震える声で続けた。

会見後の囲み取材でのコメント:

「今回の決定に、(資本関係のある)トヨタの意向は関係していない」
予算決定の段階に比べて、円高の影響が大きくなり過ぎてしまった」
「WRC全体への影響? それはなんともいえない」
 ホンダ、スズキの決定について「直接の影響はない」

 言葉としてはホンダF1の“撤退”や、
 スズキWRCの“休止”とも異なる“終了”という表現をしているが、
 森社長は「撤退ということ(解釈)でいいと思います」とコメント。

WRCワークス活動資金は年間50億円、
関連費用も含めると70億円にものぼるという。

富士重関連のスタッフはもちろん、
プロドライブやチームスタッフ、ドライバーなど構成された
青い精鋭たちは今年限りでの解散。
復帰は無いという...。

かくして19年の歴史に幕を下ろすこととなった。

今後は開発資源を次世代環境技術や内燃機関の高度化へ振る。

なお、量産車カテゴリーであるGroup Nクラス、および
その車両を用いた世界選手権であるP-WRC活動に参加している
チーム、ドライバーへの車両供給や活動支援を続けていくとしている。

つまり新井敏弘選手率いるチーム・アライや、
そのほかプライベーターや非ワークスチームには供給されるだろう。

ただ、WRCの存続自体危ぶまれるのは間違いなく、
2010年開催予定のラリー・ジャパンも厳しい状況となる。
コストなど問題山積の競技...FIAの改革が待たれる。

SUBARU WRC FANCLUBは活動休止となる。
2009年のFANCLUB会費が引き落とされず、
来年1月にFANCLUB DVD Vol.4の発送をもって休止となるそうだ。

今後別の形でSUBARUモータースポーツの
ファンクラブ活動が再開またはリニューアルすることがあれば、
真っ先にFANCLUB会員に知らせしたい考え。

工藤一郎・STI社長のコメント:
「今回の決定は、富士重工業の経営判断によるもので、
 SWRTとお客様を結ぶ接点であったSTIの代表者として、
 私としても断腸の思いで苦渋の選択に同意せざるを得ませんでした。
 また、一方では、これほど長い間WRC活動を続けてこられたのは、
 ひとえにファンの皆様のご声援の賜物と深く感謝いたしております。
 今後は、WRCで培った経験をもとに、社業の発展に尽くしていく覚悟です」

私事で恐縮だが、本日、初めての我が子が誕生した。
まさか、涙など無縁の私が、一日に2度涙を流すとは...。
忘れられない日となった。

今日に限らず、今年は富士重の軽撤退もあり、
EV(電気自動車)や超クリーンディーゼルの登場と、
自動車産業の過渡期を象徴する一年となった。
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コメント 6

蘭花星

いつも楽しく拝見しております。いやぁ、何とも残念の一語につきます。サザンクロスラリーでランサーが活躍していた頃からラリーが好きでした。スバルのWRC参戦以降、ずっと応援してきました。マクレー、バーンズ、ソルベルグ・・・みんな有り難う。いつか青い五連星の活躍をもう一度見たいです。それにしても、WRC自体が心配です。
by 蘭花星 (2008-12-17 16:38) 

jack

初めて買ったクルマは初代インプレッサWRXでした。
WRCで活躍するスバルを見ていなかったら、
到底あり得なかった選択です。

19年の歴史を、今夜も走馬灯のように、
何度も何度も思い浮かんでいます。

伝説のドライバーを輩出したスバルワークスの終了は、
誠に残念でしかありません。
WRCの今後は想像しがたいです。

ちなみに、「五連星」ではなく『六連星(むつらぼし)』です。
by jack (2008-12-18 02:19) 

しーず

ずーーっとROM専ですみません。ご無沙汰しております。

WRC撤退は非常に残念です。
スポーツブルー、ソニックブルー、WRブルーと進化した青いクルマの雄姿は忘れたくても忘れられません。

またいつの日か、世界各地を縦横無尽に暴れ回る元気なスバルが観れることを祈ります。
by しーず (2008-12-18 03:08) 

jack

復帰は無いそうですが、
世界のトップドライバーが駆るスバルを
また観たい、という思いは、
いつまでも、いつまでも、思い描き続けるでしょう。
by jack (2008-12-18 10:59) 

さといも野郎

(おそらく)はじめまして。
私もスバルのWRC撤退は非常に残念です。
雪国の実家で過ごした子供時代、スバルのFF/4WDの
絶大な威力と、水平対向エンジンの音にあこがれてました。
就職したころ、WRCでそのスバルが一気に世界チャンピオンに
駆け上がっていく様を見て非常に勇気付けられたのが今でも
鮮明に思い出されます。
マクレーにあこがれて、買ったスポーツブルーのGC8C。
今でも大事に乗っています。
将来、スバルがまたWRCでひと暴れしてくれる日を待ってます。
by さといも野郎 (2008-12-18 23:38) 

jack

(おそらく)はじめまして。

壊し屋マクレー様に憧れましたか。
今後は環境意識を持って大人しい運転に徹しなさい...
いまはそんな気分になれませんよね。

もちろん低速でも気持ちのいいハンドリングは、
スバル独自のアドバンテージです。

開発に携わる方々のモチベーションは、
いつまでもWRCでの活躍を念頭に頑張って欲しいです。

ワークスでは無くても、来季以降も
インプレッサは必ずWRCで走ってくれると信じています。

それは、実際の現場の方々が諦めていないはずですから。
by jack (2008-12-21 00:46) 

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